南フランス生まれの炭酸入りナチュラルミネラルウォーター「ペリエ」。 カルシウムをたっぷり含んでいて、カロリーゼロのヘルシーな飲み物として注目されています。

主な成分 （ペリエ1リットルあたりの成分）(mg/l)
カルシウム（Ca++） : 149 mg / l
マグネシウム（Mg++） : 7mg / l
ナトリウム（Na+） : 11.5mg / l
カリウム（K+） : 1.4mg / l
炭酸水素イオン（HCO3-） : 420 mg / l
硫酸イオン(サルフェート)（SO4--） : 42mg / l
塩素イオン（Cl-） : 23mg / l
【カロリーO,硬度400.5（硬水）】（Ca x 2.5 +Mg x 4）

A long time ago ペリエの誕生
はるか昔、太古の地球奥深く、ピレネー山脈の造山活動による大きな地殻変動が起こりました。その時できた断層や亀裂が、天然ガスを含む地層と地下水の層を偶然に結合させ、天然の発泡水を産みました。ペリエが大地の偉業である「奇跡の水」と呼ばれる由縁です。

紀元前3世紀 英雄ハンニバルと泉の水
ペリエの歩みを遡るとき、最初に辿り着くのは紀元前3世紀の英雄ハンニバルです。第２ポエニ戦争で歴史的英雄のハンニバルが、ローマへの行軍の途中でヴェルジェーズに立ち寄り休息し泉の水を飲んだという伝承が残っています。ヴェルジェーズはペリエの源泉があることでも知られる特別な土地。英雄の鋭気を養ったその水こそ、ペリエだったのではないでしょうか。戦いの後、ジュリアス・シーザーが自らの部下への報酬としてこのあたりの土地を分け与えたのですが、ローマ人はその土地では貴重だった水を確保するために様々な努力を重ねており、南プロヴァンスのポンデュガール（水道橋）やアルルのコンスタンティヌスの浴場などにその跡が見られます。最初にペリエの泉の周辺を整備したのもまたローマ人で、後にペリエがスパとして発展する礎を築きました。